カナダで働く

Work
海外で働くということは簡単なことではありません。夢を実現させるために下準備が十分に必要です。まずカナダで働くにはどんな道があるのかを知ることからスタート。

ワーキングホリデー

海外で働くのに一番挑戦しやすい制度。18歳~30歳の人で過去に同じ国でこの制度を利用していなければどなたでも応募できます。24カ国がワーキングホリデーの受け入れをしている中でもカナダは大変人気があるうちの一つです。

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ポストグラデュエイト

カナダの公立大学・カレッジで8ヶ月以上のフルタイムのコースを終えると申請できます。まず学校に入って必修科目を修了する事自体が簡単なことではありませんが、条件を満たして卒業すれば必ず申請できるところが魅力です。

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就労ビザ

カナダで働くには就労許可証が必要ですが、取得には厳しい審査を突破しなければなりません。しかし優れた能力と技術を持ち、カナダにとって必要な人材だと認められれば不可能ではありません。実際多くの外国人が働いています。

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ワーキングホリデー

International Experience Canada (IEC)

カナダのワーキンングホリデーはInternational Experience Canadaというプログラムの中に3つあるカテゴリーの一つです。日本とカナダ間では1986年より開始されていて、長い歴史があります。この制度を利用すると、カナダで1年間働く・学ぶ・旅行するなどやりたいことにチャレンジできます!ワーキングホリデー制度のある世界23カ国のうちでもカナダは大変人気で、6500人の枠は毎年一杯になります。
  • 海外生活を経験してみたい
  • カナダ国内でまだ仕事が決まっていない
  • いくつか違う仕事経験してみたい
  • 仕事も旅行も両方楽しみたい
  • 英語の勉強をしながら仕事でお小遣い程度稼ぎたい
  • 職歴を積んで将来の移民につなげたい
  • 18歳以上30歳以下(申請時の時点で)
  • 申請時に日本に住んでいること
  • 配偶者と子どもは同伴不可
  • 働かなくても生活できる十分な蓄えがあること
  • 過去にカナダのワーキングホリデーを利用していないこと
  • 往復の航空券を所持していること
  • 滞在中有効である旅券を保持していること
  • 滞在期間中カバーできる保険に加入していること

※2021年度は上記に加えて、ジョブオファーがあり、働くところが決まっていることが条件になりました

大まかな流れ

※すでにジョブオファーがあることを前提で

手続きはカナダ移民局のサイトで行います。 Immigration and citizenship Canada

  1. まずアカウントを作成する  Sign in to your IRCC secure account
  2. ワーキングホリデーの抽選に応募→ 受付完了のお知らせ
  3. 抽選に選ばれる→申請招待のお知らせ
  4. 招待のお知らせが届いてから【10日以内】に申請手続きを開始する
  5. 手続きを開始してから完了するまで【20日間猶予】あり
  6. 申請料支払い→バイオメトリクス 要求のお知らせ
  7. お知らせから【30日以内】にバイオメトリクス取得
  8.  申請を中止して返金があるのはここまで
  9. ワーキングホリデー許可のお知らせが届く→カナダへ!

※現在はCOVID-19の影響でPCR検査や隔離などの細かい規定がありますが、ワクチンを摂取後2週間経っている方は免除されるようです。

    • 家族構成フォーム(IMM5707E) https://www.canada.ca/content/dam/ircc/migration/ircc/english/pdf/kits/forms/imm5707e.pdf
    • 有効なパスポートのコピー (写真の見開きのページと出入国のスタンプが押されている場合はそのページのコピー)
    • 6ヶ月以内に撮ったデジタル証明写真  写真の規定について
    • 英文の履歴書(学歴・資格・職歴を含む)
    • 過去5年以内に日本以外の国に6ヶ月以上滞在した場合はその国が発行する犯罪経歴証明証が必要
    • 残高証明書(カナダドルで$2500以上あることが望ましい)
    • 滞在期間をカバーする海外旅行保険の証明書

ポストグラデュエート

Post-graduation work permit (PGWP)

このポストグラデュエート(Post-graduation work permit)はカナダの公立大学またはカレッジで8ヶ月以上のフルタイムのコースを修了した場合に申請できます。語学学校は対象外です。通常コースと同じ長さの就労ビザが発行されますが、2年以上のコースを修了すると3年間の許可をもらえる場合もあります。将来カナダに移民を考えている人はカナダでの就労経験が有利になりますので、学校へ通い、この制度を利用して移民を目指すのもお勧めです。一生に一度しか取得できない物なので、将来また学校へ戻る可能性がある場合はどのタイミングでこの制度を利用するのが自分にとってプラスなのかをよく考えてからにしましょう。

  • カナダの指定された教育機関で8ヶ月以上のフルタイムの教育課程を修了すること
  • 履修してから180日以内に申請をすること(その際に学生ビザの期限が有効である)
  • 過去に同ビザを取得していない(一生に一度しか発行されない)

就労ビザ

WORK PERMIT

カナダ国内の雇用はあくまでもカナダ人かすでに移民している人が優先なので、外国人がカナダの就労ビザを取得して働く為にはかなり特殊な職種か高度な技術を持っていない限り大変厳しい道のりです。まず雇用する側がLMIAの審査を受け、この求人にカナダ人ではなく外国人を雇用することが適正であるとカナダ政府から認めてもらわなければなりません。まず雇用主を見つけること、そしてその雇用が今カナダ人では補えないポジションで外国人のあなたが適任であると納得させてLMIAを得ることが最初の難関です。実際に審査を乗り越えて就労ビザで働いている人もいるので、難しいですが取得が不可能というわけではありません。 その反面ワーキングホリデーや上記でも述べたポストグラデュエートまたは移民の方で説明しているケアギバーでの就労など比較的取得しやすい就労ビザもありますので、これだけに限らず自分の経歴と照らし合わせて取得の可能性の高い物から選ぶといいでしょう。
  • Immigration, Refugees and Citizenship Canada(IRCC)のアカウントを作成
  • 必要書類を準備 先ずは雇用先からのジョブオファーの手紙とLMIA (Labor Market Impact Assessment)が必要
  • Work in Canadaのページからワークビザの申請
  • 結果は登録したメールアドレスに送られてきます(申請待ち時間は2−3ヶ月ほど)
後の流れはその他のビザと同じくワーク許可のレターを持ってカナダの空港の移民局でビザ発行の手続きをします。
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