ビザ選択の基準:
1. どのくらい滞在をする予定でいるのか。(短期? 長期?)
2. 何が目的の滞在か。(語学? 学歴? 就労?)
3. どのくらいの費用があるか。
空港でもらう入国スタンプ:
一種の観光ビザで半年の滞在が可能です。滞在中、学校に行く事ができます。しかし、働く事はできません。半年未満の滞在を計画の場合は、このスタンプで入国。
観光ビザ:
観光目的のビザ。上記の入国時に押してもらうエントリースタンプとは異なります。観光を目的として滞在を延長する際に現地で申請。パスポート・滞在目的・銀行残高等の書類が必要となります。
学生ビザ:
半年以上学校へ通う事が目的のビザ。申請の際は、観光ビザで必要とされる書類と、行く予定の学校または通学中の学校からの書類が必要となります。学生ビザ延長の際は、既に持っている学生ビザのコピーも添えて書類を送ります。
正当な目的・理由を提示すれば『観光ビザ・学生ビザ』を取得する際に、問題になる事はまずは無いでしょう。
!!注意!!
観光・学生ビザで収入を得ることは違法。しかし、違法と知っていても収入を得ている人が多くいます。『ばれなければいいや』と違法労働している人もいますが、ダメです。通報されてしまいつらい思いをしている人も少なくありません。<ブログでもっと読む>
学生で働く場合は、認定されている州立学校やコミュニティーカレッジに入学し、就労ビザ(ワーキングビザ)を申請しましょう。または、ビザを必要としないオンキャンパス(学校内)の仕事をしましょう(ESLは含まれません)。くれぐれもカナダのルールに反する事のないように。『私達日本人は滞在させてもらっている』という姿勢を忘れずに。
ワーキングホリデービザ:
は定員が満ちない限り取得出来ますが、抽選となっているのでまずは抽選に対するお申し込みが必要。その後、履歴書等の書類を指定期間中に提出しなくてはならないので、必要となる書類は初めに準備しておくことをお勧めします。また、指紋が必要となるので現時点では東京まで足を
名前の通り働く事が出来ます。カナダの社会に踏み込むチャンスです。日本食レストランから貿易会社まで、働く事が出来る場所も様々。カナダ在住の人と接する機会も働く場所によっては沢山ある事でしょう。
ワーキングビザ:
は簡単に取得出来る訳ではありません。厳しい審査を経て取得することになります。また企業や就労先からのスポンサーシップが必要となります。
ポストグラデュエーションビザ:
学校を終了させた留学生に贈られます。インターンシップビザやCo-opビザと勘違いしている人もいるようですが全く違います。指定された学校卒業後、カナダでの学歴を実践する機会を得る事が出来ます。
滞在方法やビザについて質問のある人はカウンセリングにて。ビザ申請・延長のお手伝いも行っています。お手伝いサービスが必要な方はEmail Us こちらよりご連絡を。
eTAはカナダに空路で渡航するし入国する際に必要な手続きです。eTAは申請の際に利用したパスポートに電子的にリンクされるので特別な書類を持参する必要はありません。期間はパスポートの有効期限~最長5年です。 カナダの移民サイトからのお申込みになります。
英語での申請になりますが、個人で出来る事なので挑戦してみましょう! もし英語に自信がなく心配な場合はご連絡ください 。 一緒にサイトを見ながら英語にも触れつつ、英語の説明も含めお申込みのお手伝い致します。
2019年から各種ビザ申請の行う際に指紋の提出が義務付けられるようになりました。(観光ビザの場合と14歳未満・80歳以上は免除)現時点では東京と大阪にある指定施設VFS Globalで摂取可能となっています。ビザの申請中にバイオメトリクスについてMy CICのアカウントへお知らせが届きますので、それから1ヶ月以内に指紋を取る必要があります。指紋を取りに行く際は事前に予約が要るのでご注意を!
オンライン、電話、メールまたはウェブチャットのいづれかで予約が可能です。カナダに既に滞在中でバイオメトリクス が必要な場合はカナダ国内の指定サービスカナダService Canadaで提出できます。バイオメトリクス は一度の登録で10年間有効となっています。
働くには、この Social Insurance Number が必要です。持っていなければ働けません。この番号は税金・保険・ローンなどにも利用される大切な番号なので、大切に保管しましょう。盗まれた恐れがある時にはすぐに届けを。紛失時の再発行は10ドルかかります。初めてのカードには費用はかかりません。
申請するにあたって、まず申請書を入手。
申請に必要なもの: (申請に3週間かかります)
· 申請書
· パスポート
· 移民局からの書類(ビザ)
· 滞在期間を証明できる物(提出するように指示される事があります)
· 犯罪証明書(提出するように指示される事があります)ナド
忠告: Airbnbやホテルが申請時の住所の場合は申し込みが出来ないので、申請する前に住む場所を確定しておきましょう。
色々な情報誌で、バンクーバー近辺は交通面で便利だと書かれていますが、実際はそうでもありません。盛んな場所に行くには支障はありませんが、車やの購入を考えると行動範囲がグッと広がります。
バンクーバーの公共交通機関はエリアの範囲によって費用が合わるゾーン制。90分以内の移動は、乗り継ぎも追加料金を払う事なく、スカイトレイン・バス・シーバス(ミニフェリー)を何度も利用出来ます。週末と平日18:30以降はどのゾーンでも1ゾーンの値段になります。
スカイトレイン:
日本でいうモノレールみたいな無人の乗り物です。東京の様にあちこち便利に行けるかというとそうではありません。時間の間隔的は2-8分。スカイトレインの地図はこちらから
バス:
同じくゾーン制。日本とは違い、時間通りではないのがカナダのバス。予定時刻より早い時もあれば、遅い時もあります。バスルートの地図はこちらから
頻繁にバス・スカイトレイン・ シーバスを利用する人はCompass Cardを購入しましょう。(Compass Cardチェック)。1日中あちこち散策をしたい人は、デイパス(Daypass)1枚で乗り放題(値段チェック)。トリッププランナーを使うと目的地に着くための詳しい情報を得ることができます。
タクシー:
日本より乗った瞬間の基本料金は安い。最近では、最新の車種のタクシーが沢山走っています。
自転車:
絶対にヘルメット着用、車道を利用。歩道を利用する事はルール違反です。日本ほど自転車は利用されていませんが、渋滞が多くなって来ている事から自転車の方が便利と思える時も多くあります。ただ気をつけなくてはいけないのは自転車泥棒。
泥棒の悩みを避けるには、路上で借りることが出来るレンタル自転車がお勧めです! レンタル自転車についてのブログはこちらから。
バイク:
夏にはバイク。バイク仲間を見つけて旅に出るのもいいですね。
車レンタル:いくつかカーシェアのサービスを提供している会社があります。車があるとやはり行動範囲が広がります。カーシェアの会社比較はこちらから。
カナダにはこれらの銀行があります。
左からBank of Montreal, CIBC, Hongkong Bank, Royal Bank, Scotial Bank, TD bank。これらはメジャーな銀行になります。これらの他に小さな銀行もあります。
口座には基本的に2つの種類があります。
チェッキングアカウント:
銀行によって額に違いはありますが、ある一定の額が
口座にある限り付き額のサービス料を免除してもらえます。ただ、決められた回数以上の引き落とし(Interac)をすると、引き落ろすたびに費用を差し引かれるので気をつけて。また、自分の銀行以外のATMでお金を下ろすと回数内であったとしても費用がかかります。
セービングアカウント:
貯めるための口座で利息がつきます。しかし、この口座からお金を引き落とすと費用がかかります。この費用は、チェッキングとセービングアカウントの両方を利用し、必要のない額をセービングに入れておいて必要に応じてチェッキングに移動してから引き落とす事で払う必要がなくなります。
日本からの送金が必要な場合は、銀行番号、口座を開けた支店の住所、自分の口座番号、住所ナドを日本の送金者に渡して送金してもらう事になります。詳しくは『日本での準備:費用持参方法』をチェック
口座を開ける時に必要なもの:
・パスポート
・身分を証明できるもの(国際免許書など)
・SINカード(すでに持っている場合)
・現地の住所(ホームステイの場合、請求書などを借りて持って行きましょう)
!!要注意!!
観光ビザで現地の口座を開ける場合は保証人が必要になります。銀行によっては保証人がいても開けられない場合もあります。
日本語で口座を作る事が出来る銀行もありますが、海外でしか出来ない経験です。
英語でがんばってみましょう。 実際、英語でやった人も『思ったよりぜんぜん簡単だった!』と話します。「英語でやりたいけど方法が分からない…」という人は、EnglishWandオンラインレッスンに参加してみて下さい。
カナダでの生活の基盤かつ、いい滞在になるか否かを左右します。どんな選択肢があるのでしょう? 経験を通して、いい点・悪い点・注意事項もまとめたリストはブログでチェックできます。ここでは短くまとめてみました。
ホームステイ:
現地の家族と共に家族の一員として生活する事。沢山の人が憧れるホームステイ。英語の上達のお手伝いをしてくれる家庭もあればそうではない家庭もあります。ホームステイの家族と滞在者がどれだけコミュニケーションをとって理解し合えるか、また、人間対人間の相性によって良い経験になるか悪い経験となるかが変わります。1ヶ月のホームステイ費用は950ドル位から。 1人部屋、ベッド、机 + インターネット + 基本的に朝食と夕食が含まれます。
アパートで独り暮らし:
個人でアパートを借りる場合、保証人が必要となりますが、中には保証人なしでも借りられる所もあります。必要なものはパスポートとセキュリティーディポジット(家賃1ヶ月分の半分)。場所やサイズによって値段が違います。場所によっては、家賃にテレビ代が含まれる場所から、家具付き・フィットネスジム付きのアパートもあります。自分1人のスペース・時間が必要な人にもってこい。電気・テレビ・電話会社に自分で連絡をし契約をする必要がありますが、英語の勉強・いい経験にもなる事でしょう。
シェアー:
数人でアパートや家をシェアー。シェアーを通して最高な経験が出来る人と、悪い経験で終わる人と様々。人数や場所にもよりますが月450ドル位から。
Airbnb:
まずはAirbnbで部屋を借りて、その間に滞在先を決めるのもオススメです。費用は場所によってさまざまで1日20-50ドル位。どこのエリアにすればいいかわからないという場合は目的に合わせてアドバイスいたします。ご相談ください。Airbnbのご予約はここから。
部屋貸し:
ホテルの部屋を日割りや月単位で貸し出している場所があります。お風呂やトイレが共同の場合と個人部屋にある場合とあります。治安のいい所ばかりにこのような施設があるかというとそうではないので、借りる際にはまず治安を理解してから決断を下しましょう。
一軒家の一室を借りて生活する事もできます。孤立した方法での生活の場合もあれば、家族のメンバーとして生活する場合もありますが、いずれにせよ、食事などは自分で作ることになります。費用は月450ドル位から。
楽しい生活が出来るように焦らずゆっくり探しましょう。
携帯電話:
携帯電話が命!と言う人も多いのでは? なのでまずは携帯について。 これらがカナダで良く知られてる携帯電話会社になります。左からfido, Rogers, Koodo, Bell, Telus, Freedom, Virgin mobile。
プランは会社によって違います。価格・プラン比較はブログをチェック。
短期間滞在の人は日本の携帯プランの休眠手続きを取り、SIMロックの解除をしてからカナダへ行くことをお勧めします。カナダの携帯電話会社で契約すれば新しいSIMカードをお手持ちの携帯電話でそのまま使えるようになります。長く滞在する場合は携帯も買い換える方法をとっても良いでしょう。
無料wifiはスターバックスやマクドナルド等、沢山の場所で利用できます。
テレビ・インターネット:
部屋借りやシェアでは含まれているので、アパートでの一人暮らしではない限り個人で契約を結ぶことはないと思いますが、上記にあるRogersとTelusにてサービスのお申し込みができます。
カナダで働くにはワークビザ=就労ビザ・ワーキングホリデービザが必要です。学生ビザと併用してワークビザを持っている人は働くことが出来ます。最近では、日本人滞在者が違法で働いている事をカナダ移民局も知っている事から、空港の移民局でも働く事のないように念押ししています。違法で働くことのないように!
働くにあたってまず必要なのは、ソーシャルインシュランスナンバー(SIN ナンバー)と履歴書。
履歴書を作る事は、英語の上達にもとても良いので挑戦してみるのもいいでしょう。職種によっては、履歴書と一緒にカバーレターを添えて提出しなくてはならない会社もあります。カバーレターにて自分の職歴などを要約し、履歴書で詳しく説明する形式となります。カバーレターで読み手の気を引き、履歴書に目を通してもらえるように作成しましょう。履歴書・カバーレターの作り方はブログで紹介しています(する予定です)。
EnglishWandカウンセリング・英語レッスンでは、履歴書を作りながら英語も同時に学びたい人のために履歴書・カバーレター作成のお手伝いもしていますので興味のある人はご連絡ください。
日本とは全く違うシステムで困惑する時も多くある事でしょう。風邪を引いたら内科、骨折したら整形外科、耳がおかしいから耳鼻科…という形式ではありません。唯一日本と一緒なのは歯医者さん。歯が痛ければ歯医者さん。歯以外の場合は、体調・骨・頭・なんであれクリニック。予約制の所もあれば、予約なしで診察してもらえるWalk-inクリニックと2つあります。クリニックに行った後、必要であれば専門家を紹介してもらえます。
海外保険を利用する際には、絶対にレシート・診断書をもらう事を忘れずに。前払いしている費用の請求時に必要となります。費用が前払いの所もあれば、保険をその場で利用出来る所と両方あります。
パッキングをする時に必要な天候・気候・温度情報。ここではBC州のお話をします。札幌出身の生徒さんが『バンクーバーの気候は札幌に似ている。違いは雪虫が出ないところ!』と話していました。
春:
春はとても過ごしやすいです。天候的にも安定しています。数週間雨季の時期がありますが日本での大雨な感じではありません。日本の春より少し肌寒いかもしれません。
夏:6月から9月は、ドレス、ショーツ、半袖シャツ、タンクトップで十分でしょう。しかし、いくら夏で暖かいからといって上に羽織る物を持たない事は自殺行為とも言えるでしょう。太陽が出ている間は暑くても、沈んだ瞬間に寒く、日陰も寒い。かばんに絶対1枚潜めておきましょう。特にBC州の中心部は熱く、30度を越える時もあります。海岸沿いに近づくと気温は22-28度。夏の必需品としては、20分の直射日光でも焼けるのではなく焦げるので日焼け止めとサングラス。
秋:秋は雨季のシーズンですが、日本台風の時期とは比べ物になりません。『嵐が来る』といっても日本の台風ではありません。もしも秋にバンクーバーに来る予定を立てている人に1つ忠告です。夏が終わってからの数か月間曇った空が続き雨もじとじと降ったりやんだりが続きます。鬱になりかけてしまう人もいるようです。
冬:海岸沿いはどちらかというと暖かく、雪が降っても長い間残る事はあまりありません。暖かいジャケット(ダウンジャケット)、ブーツで乗り越える事が出来ます。BC州内部中心部はすごく寒く冷え込み、雪も11月から3月まで降ることも多いのでとても暖かいコート、帽子、手袋が必需品。
バンクーバーの月平均温度 | ||||||||||||
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | |
最高気温 | 7 | 8 | 10 | 13 | 17 | 20 | 22 | 22 | 19 | 14 | 9 | 6 |
最低気温 | 1 | 2 | 3 | 6 | 9 | 12 | 14 | 14 | 11 | 7 | 3 | 1 |
ボランティアは滞在中に一度は経験する事をお勧めします。友達を作る機会も沢山ある事でしょう。また、社会を覗く機会にもなります。
基本的にボランティアに参加するにはビザは必要ないのですが、学生ビザを持っている場合は気を付けなくてはいけない事があります。学業が二の次にならない事、参加しているボランティアから収入を得ない事、また生産活動や市場に絡まない事です。気を付けましょう。
ボランティアを探すにあたってこのようなサイトが利用できます。
· Volunteer Canada
· Volunteer BC
· Go Volunteer
· Ontario Volunteer Centre Network
日本では馴染みのない習慣ですが、こちらでは受けたサービスに対してチップを支払うのが普通です。レストランでの食事後、タクシーや美容室やエステのサービスを受けた際など支払った金額の税前の値段の15%か20%の分をチップとして渡します。大抵はカードで支払う際にチップはいくらにするか選ぶ事が出来るようになっています。
ホテルの部屋を出る際$2-5残し、荷物を運んでもらった場合などは荷物1つにつき$2-5渡します。

