【カナダ現地だより】バンクーバーの春はまだ寒い。

カナダは3月13日からサマータイムになり、ようやく春らしくなってきました。この冬は例年より雨が多く、長かったように感じます。桜は数日前が満開で、今少しピークを過ぎたかな、というところでしょうか。

バンクーバーは冬は雨ばかりで雨が苦手な人には憂鬱ですが、春から夏にかけては素晴らしいので、旅行で訪れるなら断然春から夏にかけてがおすすめです。そこで、今回は春のバンクーバーの様子をご紹介します。

3月半ばから青空が見える日が増えてきます。

まだまだ風は冷たいことが多いです。

① 春といっても相変わらず雨は降るバンクーバー

天気が変わりやすい春。晴れ間が増えてきたといっても、まだ雨も多いです。気温は10度前後。天気予報も外れる事が多いです。「一日中雨の予報だったのに、晴れましたねー!」という会話もよく耳にします。折り畳み傘とレインジャケットはまだ重宝します。

② 春の服装は重ね着に限る

太陽に騙されて、出先で寒さに震えることになるのもこの時期。晴れだからと油断してはいけません。天気が良くても風が冷たい日もあり、まだまだ薄手のジャケットは手放せません。雨が降っても暖かいと感じる日もあります。朝外出する時は1日がどうなるかわからないので、半袖の上にカーディガンなどを羽織り、その上にジャケットのような装いが一番後悔する事なく過ごせるのでおすすめです。

③ バンクーバーも花粉がすごい

バンクーバーも花粉が飛んでいて、アレルギーのある人は同じく花粉症に悩んでいる人が多いです。ひどい時は息を止めたくなるほど黄色い粉が空気中に見えています。COVIDのパンデミック以前はカナダでマスクをしているとひどく悪目立ちしていましたが、今は皆マスクに抵抗がなくなっているので、花粉対策にマスクをしていても変な目で見られることはないでしょう。

④ 桜が綺麗

バンクーバーにも桜の木がたくさんあって、大体3月の終わりごろから4月の半ば辺りのどこかで見頃になります。雨が降って散ってしまう事が多いので、満開の晴れの日には桜の花の写真を撮る人の姿をよく見かけます。残念ながら日本のようにお花見をするのは一般的ではありませんが、最近は『桜祭り』のように桜を楽しむお花見イベント的な行事もいくつか開催されるようになってきています。

⑤ 野生の動物が冬眠から覚める

つい先日、民家のあるあたりに熊が現れたというニュースを耳にしました。暖かくなって、冬眠からさめたばかりの空腹の熊がうろつき始めるのもこの時期です。庭先で遭遇するのはそうそうあることではありませんが、自然の中へハイキングへ行く際は熊対策も忘れずにしたいですね。ちなみに熊は驚いて人間を襲うことがありますが、基本的には人間との遭遇を避けていて、食べるものもベリーやサーモンです。

ーおまけ英語ー

There is a cherry blossom picnic in Vancouver this Sunday.

今度の日曜日にバンクーバーでお花見ピクニックが開催される。

お花見=cherry blossom picnic, cherry blossom party 

桜の木=cherry tree

British Columbia is home to both both grizzly bears and black bears.

ブリティッシュコロンビア州にはグリズリーベアとブラックベアーの両方が生息している。

home to= 〜が存在している、〜がある

雨を詳しく!⬇️

It is raining.  雨が降っている

It is drizzling. シトシト雨が降っている。

It is wet outside.  外は濡れている=雨が降っている

It is pouring rain outside!  外は大雨だよ!

It is raining on and off all day.  今日は一日中雨が降ったり止んだりしている。

まだまだ夏まではしばらくあるバンクーバーですが、春も過ごしやすく素敵です。お越しの際は折り畳み傘と薄手のジャケットをお忘れなく!バンクーバーの夏編もまたいずれ公開予定です。

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