バンクーバーは以前から移民が増えるに伴って、不動産の価格の上昇が続いています。私ももう移民して15年になりますが、多少下がった時期もありましたが、この15年で価格は随分と跳ね上がっています。バンクーバーオリンピックを境に暴落するのでは!?なんて夢のような話も以前はありましたが、なんてことはない。上がり続けて止まる気配がありません。
ちなみにどれくらいで一軒家に手が届くかというと、古臭い4ベッドルームの家で1億5千万円ほど。日本でいうマンションも築30年以上の2ベッドで最低7千万円は出さないといけないような状況です。もちろん綺麗なところ、立地のいいところなど条件が良ければ値段はどんどん強気で上がっていきます。特にこれから最初のマイホームをと思っているヤング世代にはなかなか手が届かないのです。
不動産の上昇と同時に月々のレントの値段も上がっているので、いつかはマイホームと思っている人も毎月の家賃に追われて貯金もままならないという声をよく耳にします。バンクーバーでは一軒家の地下部分をレンタルして住んでいる人が多いのですが、それでも最低月15万円ほどはかかります。それに加えて電気代、ケーブル、インターネット、携帯その他諸々…バンクーバーにはもう住めないと他所へ移っていく家族が多いのも納得です。
そんな状況でも驚くことに住宅の購入を希望する人は多く、ここ最近は売り手に有利な状況が続いています。我が家も今回提示していた価格よりも高く売ることができました。よその話を聞いても、みな希望価格よりも数百万は軽く上乗せであっという間に売れているようです。すごいですよね。いったいいつまでこんな状況が続くのでしょうか…。
Expensive homes in Vancouverでサーチしてみたら結構面白いですよ。これは参考までに⬇️
https://dailyhive.com/vancouver/most-expensive-homes-in-bc-2019