気になる求められる資質についてですが、その一つとして挙げられたものに”担当している上司の取り組みに関して助言ができるかどうか”というものがありました。そして、助言できるためには、自身の企業の戦略を熟知し、またマーケット価値や世界情勢まで把握していなければならないため、マーケティング、財務の知識なども持ってほしい、とのこと。最近ではそのような秘書を”戦略的秘書”と呼ぶこともあるようです。求める資格はもはや「秘書検定」などではなく、より高度な知識が求められている時代になっていることに嬉しくもあり身が引き締まる思いがしました。というのも、私が秘書として働き始めた20年ほど前の頃は、お茶を入れたり、茶器を毎日洗うことが常な業務内容であり、どこか控え目でいることが秘書として求められている時代であったからです。
これから求められる秘書の資質が具体的にどういうものかというと…